其の参
京都に住んでるのに第二回京都観光ツアー
(2004/02/25)

はい、やってきました御馴染(…なのか?)京都観光ツアー
今回の思い付きは一枚の職場のフロントに貼ってあった
新聞切り抜きから始まりました
ふむ、京都市美術館って岡崎だっけ?行ったこと無いなぁ
その時はその程度の印象でしたが
数日後のWEBで見付けた
新聞記事
この記事には出てないけど片方行って半券見せると
\200割引という情報入手!
二条城行ったのは○年前の修学旅行だったな…
こりゃ行かねば(笑)

そんな感じで今回の企画は始まりましたのだ

今回のパートナーはN嬢、実は前回のツアーもお供してもらったのですが
今回は掲載の許可頂いたので登場していただきますっ

N嬢は待ち合わせ場所に西院を指定してきました
「毎月25日に楽しいものが見られる場所あるので…」
はて?25日に何かあったかな?私、よくN嬢に試されます…うぅっ(つд`;)
おそるおそる「北野天満宮・天神さん?」と答えたら当たりでした(・∀・)
つい先日「21日は弘法さん、25日は天神さん」の記事見てたので当たってよかったー
そんな感じで北野天満宮へ出発ー

西院(西大路四条)→北野天満宮
バスで向かおうとしたのですがバス停は人だかり、しかもバス満員…なんでや?
するとN嬢「元気ですか?」私「?ええ」N嬢「歩きましょう」私「!」
徒歩で向かうことになりました(っ・ω・)っ
私は歩くの好きですし天気も良かったので散歩には最適、異存はござらぬ

最初に目に付いたのは銭湯「旭湯」(西大路三条下ル)
入り口が細い路地、西大路側からはボイラー丸見え、うーむ
京都は銭湯多いとこですがここはまた奥が深そうだ(笑)

次はワイン専門店「ワインクレージ」(西大路三条下ル)
町屋の中を改装して所狭しとワインが並んでいます
しかもここの町屋は石川のものを移築したという変わり種
ワインのことはよくわかりませんが見るだけで楽しくなってきました

あとは黙々と歩く歩く(笑)
途中「太子道」の読み方を試されたり…これは自信無かったので答えられず(つд`;)
流石に大きな通りは飽きてきたので丸太町通から天神通、妙心寺道、御前通へ経て北野天満宮へ到着
凄い人だかり、車も渋滞、凄いことになってます(笑)
出発から約1時間、予想はしてたけど結構な距離でした

菅原道真公をお祀りした神社の宗祀であり、
国を鎮め守る神として平安時代中期
多治比文子らによって
北野の右近馬場に菅原道真公の御霊をお祀りしたのが始まりとされています
※北野天満宮OHPより抜粋
第一回で何気なく寄った文子天満宮の人ですねぇ
今回北野天満宮に来た、というのは必然だったんでしょうか…

最初に人の波を掻き分けて行ったところは北野天満宮前にある「粟餅所・澤屋」
かなり有名らしく店内はお客さんでいっぱい、餅作ってるおばちゃんもいっぱい(・ω・)

例によってN2102Vさんで撮った画像故写りが悪くてアレですが
左がデフォの1人前\510、きな粉のが2つとこし餡3つ
お昼食べて間がそんなになかったけどとても美味しくて軽く完食♪
粟のプチプチがなんともいえませぬ
特にきな粉の方が甘さも控え目でよかったですねー
右側は通りに面したとこに飾ってあったもの
よくわかりませんが由緒正しい歴史ある…ということですよね?

てな感じでお茶も済ませていよいよ天神さんに突入!

人多すぎてまともに歩けませぬ(つд`;)
しかしこの縁日(という表現でいいのかわかりませんが)いろんな物売ってますねぇ
食べ物は当り前で他にも木工品とか服とかそりゃーもういろんな物があります

私、ここで初めて射的見ました
2軒くらいあったでしょうか
射的なんて本の中、TVの中、ゲームの中でしか見たことなかったのです
流石にやりませんでしたが見れただけでもう感激です


楼門から参道を見たーの図
屋台とか人の数とか雰囲気わかりますよね?

境内に入ってもたくさん人だらけ
あとで調べて判ったのですが2月25日は梅花祭
野点も催されてました



菅原道真公をお祀りする社殿
学問の神様ということで皆さんご存知の事かと
信仰上の理由によりお参りはしませんでしたが…ってあ!
大学受験うまくいかなかったのはその所為なのか?そうなのか?
いや、もう考えるのはよそう…(つд`;)


絵馬所にあった三十六歌仙の絵
これ以外にも各地の神社から奉納された絵等が保存…
というよりも無造作に納めてありました

さて、北野天満宮といえば梅!
梅苑も見てきました(入場料\500)

梅苑というだけあって梅の木だらけ(←当り前です
時期的にはちょっと早かったみたいでつぼみが出きってない木も結構ありましたが
早咲きの木は綺麗な梅の花が咲いてました
結構広い敷地なんですがこちらも人いっぱい…
入場料に茶の接待も付いてたのですが断念です

北野天満宮着いてから約1時間半経過、楽しくて珍しくてゆっくり見過ぎ
二条城へはタクシーで向かうことに

北野天満宮→二条城

※慶長8年(1603年)徳川将軍家康が、京都御所の守護と将軍上洛のときの宿泊所として造営し、
3代将軍家光により、伏見城の遺構を移すなどして、寛永3年(1626年)完成
※二条城OHPより抜粋

着いたら15時半過ぎ、本丸御殿は15時までということで入れず(つд`;)
まぁ少し残念だけどとりあえず見て廻ってみましょう

えっと、城は何処よ?(笑)
修学旅行の時は何を見たのか全く覚えてませぬ(汗
今と視点が全然違うというのもあるのでしょうが
ここまで記憶に残ってないとなるとあの修学旅行はなんだったのか…

ま、まぁ気を取り直して二の丸本殿へ
はいはい、書院造ねーって感じで最近は見慣れてきましたが
襖絵の類は狩野派の手によるもの
あまり専門的なことは判りませんが
家の内装までアートにしてしまう日本人の文化の奥ゆかしさ
恐れ入ります
と同時に贅沢さに嫉妬、貧乏人の性(-_-;)

内裏に入って本丸庭園を通り本丸御殿の入り口を素通り…
秋の公開の時は絶対来てやる!とリベンジを誓う(笑)

天守閣跡に上りました
落雷で焼けたままで再建してないのでただの高台になってましたが結構いい眺め

京都の街中にこんな所があるなんて…
ちなみに外からみたらこんな感じ

西門から出て休憩所近くにあった樹木の説明看板

とにかく一年中何かが咲いてるようにいろんな木を植樹してるみたいです
あと写真にもあるように非常時に使えるように意味を持って植えてる木も多数
これにも恐れ入った次第

閉門17時ということであまり時間も無く今回は北側を通って帰ることにしました
南側は梅があるみたいですが北野天満宮で見たからね


菊冬至
赤いんだけど所々に白が入ってて上品な山茶花の品種

とにかく植物園?って感じるくらい豊富な木々、癒されます
散歩には最適、敷地もかなり広いです
それだけに時間が無かったのが惜しいです(つд`;)
まぁまた違う季節に行けばいいですね
きっと違う花が見れるでしょう


そんな感じで閉門8分前、だいぶ暗くなってきた二の丸御殿
二条城を後にしました

おまけ

外のお堀をのんびり進む鴨三羽

今回はこれにて終了
活気のある縁日、北野天満宮・天神さん
街中の緑、二条城
二箇所しか廻れませんでしたが今回も有意義な京都観光でした
近くにあるのになかなか行かないこういう場所
これから一つずつでも廻ってみたいと改めて思いました

そしてお供してくれたN嬢thx!
次もよろしくー(・ω・)ノシ

2004/03/04